冷え性というのは、手足が冷えて冷たくなっている状態のことです。
冬の季節は、外の気温もどんどん冷たくなってきます。
そこで、大切になってくるのが、冷え性対策ですね。
冷え性になると、手足が冷たくなって嫌ですよね。ですが、症状はそれだけではありません。
むくみに月経不順、不妊にもつながります。
冷え性を改善するには、あなたのライフスタイルを改善することが必要です。
病院で冷え性の相談をすると、よく漢方薬を処方されます。この漢方薬の成分に、冷え性を改善する成分が含まれているのです。
あなたも、冷え性を改善したいなら、生活習慣の改善をしつつ、病院を受診し、冷え性に効果のある漢方薬を、処方してもらいましょう。
では、冷え性を改善する具体的な方法を、説明いたします。
体を温める成分が含まれる食材を食べる
全てというわけではありませんが、冬に収穫できる食材や、寒い場所で収穫できる食材には、体を温める作用があります。発酵食品にも、体を温めてくれる成分が含まれています。
また、栄養素の中では、ビタミンB1が、体を温めるのに効果的です。体の中に蓄えた糖質を燃焼させ、エネルギーに変換してくれるからです。
ビタミンB1は、ゴマ・イワシ・豚肉・ほうれん草・卵・レバー・焼きのりに多く含まれています。
また、ビタミンEも効果があります。
ビタミンEは、血液をサラサラにしてくれるからです。
冷え性は、血液の流れが悪くなっている状態です。
血液がサラサラになることで、血行が良くなり、冷え性に効果が出るのです。
ビタミンEは、カボチャ・ほうれん草・イワシ・たらこに多く含まれています。
体を冷やす食材は食べない
食材の中には、体を冷やす作用があるものがあります。代表的なもの、キュウリとトマトです。夏に収穫できる食材や、トロピカルフルーツなどの、暑い場所で収穫できる食材は、体を冷やす効果があります。
ファストフードや加工食品は、カロリーは高いですが、体を冷やす作用があります。
また、意外と知られていないのが、白米と砂糖です。これらも体を冷やしてしまいます。
お風呂では湯船に入る
時間がない、早く寝たい、そんな方は湯船に入らず、シャワーですませてしまいます。ですが、冷え性のことを考えるなら、湯船に入ることが大切です。
理想は、朝と夜の2回湯船に入ってください。
朝は15分、夜は30分を目安に、ゆっくりと温まってください。
長く湯船に入るには、湯船の温度を低くし、半身浴をするといいですよ。
薄着は避ける
冷え性を改善したいなら、薄着は禁物です。流行りのファッションは諦めたほうがいいでしょう。重ね着をして、暖かい服装をしましょう。
足を冷やすと、内臓まで冷えます。足と内臓、関係ないように思えますが、事実なので、素足で生活することは、避けたほうがいいでしょう。
運動を行う
定期的に運動を行うことで、基礎代謝が上昇し、冷え性を改善できます。30分以上の運動を、できれば毎日、少なくとも2日に1回は行ってください。
サイクリングでも、ウォーキングでも、何でもいいので、きつくない程度の運動を選びましょう。